【世界共通の目標】
長期的に「世界における平均気温上昇を産業革命以前と比較して2℃より低くし、加えて1.5℃に抑える努力をする」という世界共通の目標を設けました。世界各国のコンセンサスが1.5℃となったのには2018年にIPCCから「1.5°C特別報告書」が発行され、これを契機に世界中における気候変動への危機感がより高まったことから1.5°未満への抑制を目指すこととなっています。またそのために、21世紀後半には、カーボンニュートラルを実現することです。
※気候変動に関する政府間パネル(IPCC) 第5次評価報告書によると、世界目標である気温上昇を1.5℃に抑えるためには、2050年でのカーボンニュートラル実現が必要であることが示されています。