上棟に向けて、現場では設備先行配管工事と土台敷きを行いました。どちらも、これから始まる木工事に向けてとても大切な準備の工程です。
■設備先行配管工事とは
水道・電気・ガス・通信など、暮らしに欠かせないライフラインを整えるため、木工事に入る前に行う配管作業のことをいいます。基礎が完成した後、外部からの配管と内部の配管をつなぐための準備として、建物まわりの外部配管工事を先行して行います。完成後には見えなくなってしまう部分ですが、快適で安全な暮らしを支える、とても重要な工程です。
■土台敷きとは
土台敷きは、基礎コンクリートの上に「土台」や「大引」と呼ばれる構造材を設置していく作業です。この土台は、建物の荷重をしっかりと基礎へ伝える役割を持ち、まさに住宅の“骨組み”の始まりとなる大切な部分です。基礎と同じく、建物を支える要となる工程のため、一つひとつ丁寧に確認しながら進めていきます。