今回施工したのは、家の性格を決める大切な工程。家の“縦の道”をつくる階段です。
階段は大きく分けて 「箱型階段」 と 「スケルトン階段」 の2種類があります。
・箱型階段
しっかりと踏板と蹴込み板で構成された箱型階段は、昔ながらの安心感が魅力。
階段下を収納やトイレとして活用しやすく空間をすっきりまとめることができます。
・スケルトン階段
壁や蹴込み板がないスケルトン階段は、光や視線が抜ける開放的なデザイン。
リビングに置けば、まるでインテリアの一部のように空間を彩ります。
さらに、階段の形は、「直線」 「かね折れ」 「折り返し」 「らせん」の4種類。動線やスペースによって、暮らしやすさは大きく変わります。階段の配置にも、ホール階段・リビング階段という2つのパターンがあり、どの動線を優先したいかによって “最適な階段の場所” は異なります。玄関から2階へ上がることが多いならホール階段がオススメ。家族の時間を大切にしたいなら、生活の中心にあるリビング階段がオススメです。