エアコンをつけても涼しくならない…室内にも潜む暑さのリスク。 近年、熱中症は屋外だけでなく、室内で発症するケースが増えています。エアコンをつけていても、なかなか涼しくならないと感じることはありませんか?その原因のひとつが、住宅の断熱性能。外からの熱が入りやすく、室内の冷気が逃げやすい住まいでは、十分に温度を下げることができません。気づかないうちに室温が上がり、体に負担がかかってしまうことも。夏の快適さと安全を守るためにも、住まいの性能を見直すことが大切です。 室内でも、熱中症は起こります。 熱中症というと屋外のイメージが強いですが、実は室内でも多く発生しています。主な原因は、室温や湿度の高さ、そして風通しの悪さ。こうした環境が重なることで、体に大きな負担がかかります。特に断熱性能が低い住宅では、窓や壁から強い日射の熱が入り込み、室内の温度が上がりやすくなります。気づかないうちに環境が悪化し、熱中症のリスクを高めてしまうことも。室内だから安心ではなく、住まいの性能が大きく影響するポイントです。 熱中症は、年々深刻さを増しています。 地球温暖化の影響もあり、熱中症による被害は年々深刻化しています。2022年には、全国で1,477人が熱中症により亡くなりました。死亡者数は、その年の気温によって増減はあるものの、長期的には増加傾向にあるといわれています。これからの住まいには、暑さから身を守る視点も欠かせません。 熱中症の約4割は、住まいの中で発生しています。 2022年5月〜9月の熱中症による救急搬送者は、全国で71,029人にのぼりました。そのうち発生場所で最も多かったのが「住居」で、全体の約39.5%を占めています。屋外だけでなく、実は家の中こそ注意が必要な場所。住まいの環境によって、熱中症のリスクは大きく左右されます。 家の熱中症対策は、「断熱性能」で変わります。 「夏は断熱しない方が涼しい」と思われがちですが、実際には逆です。断熱性能が低い住宅は、外からの熱が入りやすく、冷房の効きも悪くなります。その結果、室温が下がりにくく、熱中症のリスクを高めてしまいます。一方、断熱性能の高い家は、窓や壁からの熱の侵入を抑え、室内の温度上昇を防ぎます。さらに、冷房効率も高いため、すぐに涼しくなり、その快適さも持続。結果として、光熱費の負担も抑えられます。夏の快適さと安全を守るためにも、断熱性能は欠かせないポイントです。 外の暑さ・寒さの影響を受けにくい住まいは、一年を通して快適な室内環境を保ちます。大切なのは、自然の力を上手に取り入れ、必要なところではしっかり防ぐこと。そうすることで、最小限のエネルギーで心地よく暮らすことができます。住まいの性能を高めることが、季節を問わず快適さと省エネを両立させる要となります。 TOPページに戻る>>>>>