住宅は「個人のもの」か、「社会の資産」か。
日本と欧米では、住宅に対する考え方に大きな違いがあります。日本では「自分の財産」としての意識が強く、新築中心の考え方が主流です。一方、欧米では住宅を「社会全体の資産」と捉え、次の世代へと受け継いでいくという考え方が根付いています。その違いは流通にも表れており、
日本の中古住宅流通は約14.5%にとどまるのに対し、イギリスでは約90%以上と高い水準にあります。長く住み継ぐことを前提とするからこそ、
住宅の性能や質にも高い意識が向けられているのです。
これからの家づくりには、
「今だけでなく、その先まで考える視点」が求められています。