上手な土地の
買い方
見つけ方

理想の暮らしを実現するための土地探し。
上手な土地の探し方・見つけ方

マイホームでの理想の暮らしを実現するために、まずは土地探しをしなければなりません。
どのように土地探しを進めていくべきなのかわからなくなってしまうと、土地探しに時間がかかってしまい不安を感じてしまいます。
土地探しにつまずかないために、効率よく土地探しをするためのコツや探し方など、土地探しをする際の大切なポイントを学んでいきましょう。

理想の土地はどんな方法で探す?

上手な土地の探し方・見つけ方|情報源の特徴

①不動産会社で探す

希望エリアを絞り込めていれば、そのエリアの土地仲介を得意としている不動産会社に依頼することで、地元の土地情報を豊富に得ることができます。

②住宅メーカーで探す

全国各地の展示場から最新情報が得られ、希望にあった土地探しから、その土地にあった家づくりまでトータルに提案してもらえます。

③新聞広告・折込チラシで探す

配布地域が限定されるため、希望エリアが絞り込めていれば、価値のある比較的新しい情報が得られます。

④住宅情報誌で探す

広域の情報収集に優れ、情報量も多く比較検討できます。ただし、掲載されるまで時間がかかるため、情報の鮮度が落ちます。

⑤インターネットで探す

不動産会社・住宅メーカーのホームページから、自社物件や仲介物件など幅広く情報収集できます。

〈国土交通省で決められている、仲介手数料の上限額〉
情報源の特徴

【取引物件価格(税抜)】

【仲介手数料の上限】

400万円超

取引物件価格(税抜)×3%+6万円+消費税

200万円~400万円以下

取引物件価格(税抜)×4%+2万円+消費税

200万円以下

取引物件価格(税抜)×5%+消費税

例:契約価格3000万の場合→3000万×3%+6万円=96万円(消費税別)

土地を探すときのおさえておきたいポイントは?

上手な土地の探し方・見つけ方|土地探しのポイント

接道方位による価格差を知ろう!

接道方位のみに視点を置くと、一般的に価格は上記のようになります。角地や南道路は人気があり需要が高く、その割に供給数が少なく希少性が高いため、坪単価は割高になります。

上手な土地の探し方・見つけ方|接道方位による価格差

接道方位による日照と
建物プランを考えよう!

南側道路
日照面で土地の道路幅分、土地が広がったのと同じ効果があり、非常に日当たりのよい庭が確保できます。半面、道路からの目線をさえぎる工夫が必要となります。

北側道路
日照面は南側道路に比べ悪くはなりますが、敷地内北寄りに建物を配置すれば敷地内南側にプライバシーの守られた庭が取れます。

東側道路
午前中の柔らかい陽が差し込みます。玄関周りの配置や土地の南側部分を生かす工夫が必要となります。

西側道路
午後~夕刻にかけて、長い陽が差し込みます。東側の柔らかい陽射しに比べ、明るくて暖かいです。夏場は西日対策が必要です。

土地探しの優先順位を決めよう!

家を建てる土地に求める条件は人によっていろいろあると思います。
希望の予算や広さが叶う、 交通の便が良い、周辺の利便性が良いなど、すべての条件を満たす土地を見つけることは難しいので、土地選びでは条件に優先順位を決めることが大切です。家選びの優先順位を決める際は、このように考えてみてください。

 

  • 土地や場所に対する希望の条件をリストアップする
  • どうしても譲れない条件を考える
  • 「これだけは避けたい」というNG条件を考える
  • 子育て、教育、老後などのライフプランを踏まえて考える

【例えば…】

1. 子供の成長
・学校区重視
・生活圏を変えない

2. 生活の利便性
・駅から徒歩圏内
・買物、医療施設の近く

3. 予算
・予算〇〇万まで

4. 住環境
・静かな環境
・平坦地

5. 趣味
・スポーツジムの近く
…など

価値観が皆違いますので、まずは家族全員で話し合い、自分たちの優先順位を決めていきましょう。

 

土地購入最大のポイントは?

気に入った物件はすぐに検討に入る!

希望条件を100%満たす物件を探すのは大変難しいこと。理想を追い求めてばかりいると、優良な物件の情報を入手しても「もっとよい物件があるはず!」とせっかくのチャンスを逃してしまうケースがあります。そうした事態を防ぐために、希望条件に「優先順位をつけておくこと」が重要です。希望にかなった土地は往々にして人気が高いもの。迷っている間に新しい買い手が出てくる可能性があります。チャンスを逃さないために気に入った物件はすぐに検討に入ることをオススメします。